トリスターは、アーケード専門誌『ゲーメスト』のライター３名が集い、ゲーム攻略本を手がける編集プロダクションとして２００３年にスタートしました。そのときに掲げた「三つ星＝最高の評価が頂けるモノづくりをしよう」という目標が社名の由来になります。そして、その目標はゲームシナリオを手がけるようになった今も変わりません。

ゲームシナリオを作るためには、魅力的なキャラクターの活躍、起伏のある力強いストーリー、没入感を誘う世界観の構築といった創作要素はもちろん、システムに最適化したスクリプトの作成やシーンにマッチした演出の提案など、さまざまな課題をクリアしなければなりません。

トリスターはそうした課題ひとつひとつに正面から取り組み、その先にある三ツ星の評価を目指して、よりよいゲームシナリオの制作に取り組んでまいります。

株式会社トリスター 代表取締役社長

牛澤庸二

室町時代の猿楽師、世阿弥。彼が残した能の理論書『風婆花伝（ふうしかでん）』に記されている人を感動させる3つの要素、「新しきこと」「珍しきこと」「面白きこと」。それこそがトリスターが手がけるゲームシナリオのモットーです。

古今東西、数え切れないほどの素晴らしい物語が存在するなか、シナリオ制作においてそれらを盛り込むことは容易ではありません。次なるストーリーを描くために、いくつものアイデアやプロットを練ってはカタチにし、それを壊しては練ることの繰り返しです。

まさしく「言うは易く行うは難し」を地で行くものですが、それでもなおトリスターのシナリオに触れた皆様に楽しんでいただき、遊んでよかったと満足してもらえるものにしたい。そのためにチーム一丸となって、これからも「新しきこと」「珍しきこと」「面白きこと」をカタチにしていきます。

リードシナリオライター

田渕リョウ（田渕健康）